文京区の高橋矯正歯科医院では、咬み合わせが正しくできていない状態「不正咬合」の治療を承っています。こちらでは、代表的な不正咬合のひとつ「でこぼこ(乱杭歯)」についてご説明します。
歯がきれいに並べず、重なりあって生えている状態を乱杭歯と言います。犬歯が飛び出している状態を「八重歯」と言いますが、この八重歯も乱杭歯のひとつです。
歯の大きさに対して上下顎の骨のサイズが小さいと、歯が並ぶだけの十分なスペースがなくなってしまいます。そのため、永久歯に生え替わるときに、あとから生えてくる歯の並ぶ場所が足りず、重なるようにして生えてしまったり、でこぼこな歯並びになってしまったりします。
機能しない歯が出てくる | 生えてくる箇所がばらばらなため、上下の歯がうまく咬み合いません。なかには咬むことができない歯も出てくる可能性があります。 |
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インプラント・ブリッジなどの治療が難しくなる | 乱杭歯の場合、歯が埋まっている歯槽骨が薄いことが多く、人工歯根を骨に埋め込む「インプラント治療」ができない可能性があります。また、歯列に大きな乱れがあるため、抜けた歯の両隣を支えに人工歯を装着する「ブリッジ」も困難になります。 |
虫歯・歯周病になりやすい | 歯が重なり合っていることでブラッシングが行き届きにくくなります。歯と歯の間にプラーク(歯垢)を溜め込んでしまうため、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。 |
口臭の原因になる | ブラッシングがしづらくなることで口臭の原因となってしまいます。 |
乱杭歯は歯列矯正で治療するのが一般的です、ただし、症状によっては歯を削ったり、抜いたりしなければならない場合もあります。